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言葉を選ぶこと。

  • 執筆者の写真: reethihandhuvaru
    reethihandhuvaru
  • 2017年2月28日
  • 読了時間: 5分

前回、割引券を使うのはやめた方がいいですよ!とお伝えしました。では、新規顧客を獲得するための手段をどうしたらいいのか?なのですが、「割引券やご招待券を使うな!」と言っているのではありません。

「お得」が目的の人にお渡しするのではないということなので、お間違えありません様に。

 「良い集客」をするために、お誘いのコピーに知恵を絞らなければなりません。

私が小さな個人サロンの経営者なら、トリートメントや綺麗になることや化粧品が好きな、

できれば、継続してが来てくださるお客様が欲しいと思います。

安定的な売り上げを確保したいので。

欲張りなことを言えば、理不尽なことを仰らない「質」の良い顧客にお越しいただきたい。

大々的に宣伝をできるわけではありませんから、既存のお客様からご紹介をいただくか、このブログのようなサイトで告知をする程度だと思います。

資金をなるべく使わずに、最も有効で効果的なことは・・・「言葉を選ぶこと」なのです。

(ここからは少々、前回と重複するところがありますが、お許しくださいませ)

キャッチコピーの具体例を挙げて見ましょう。❌はよく見かけるものですが・・・。

❌表現

・「今がチャンス!当サロンのフェイシャルエステを無料体験!」

・「○○%OFFでトリートメントをご体験いただけます! ○月○日まで」

・「春のエステ半額キャンペーン!初来店のお客様に限ります!」

⭕️表現

・「綺麗のおすそ分けはいかがですか?

お友達にプレゼントをご希望の方は、スタッフにご相談ください。

・「当サロンの会員気分で、ゆったりとトリートメントを体験されませんか?」

・「リフレッシュのための幸せなひとときを。柔らかなタッチのトリートメントをお楽しみに

  なりませんか?」

結果的には同じ無料や割引だとしても、受ける印象はかなり違いますよね?

キャッチコピーに料金や割引を使ってしまうと、トリートメントに期待や夢を持ちにくいことがお分かりでしょうか?(サブコピーで言葉を尽くしても、あまり頭に入らないでしょうね)

そして、どのキャッチコピーに惹かれるかで、お客様が自然と選別されてしまうことも。

❌表現を見てご来店されたり、ご紹介されてきたお客様で多くの予約が埋まったとします。

そのような状態だとサロンのスタッフにも余裕がなくて、「心からのおもてなし」は

出来ません。新規の顧客対応は、時間もかかります。そのため、全体的に接客がいつもより

薄くなってしまって、大事な既存のお客様を失ってしまうリスクがあります。

⭕️表現を見てご来店されたお客様は、会員のトリートメントや綺麗に興味がある方です。

「綺麗をおすそ分けしたい」とわざわざスタッフにお申し込みされた方からのご紹介は、

好意的な口コミのサポートがあります。

しかも、類は友を呼ぶとも言いますから、お客様の「質」はある程度保証されています。

 良いお客様は良いお客様を呼ぶ。結果的にお客様自身が「居心地の良いサロン環境を作る」

ことに協力してくださっている・・・好循環が生まれるのです。

サロンの存続は、最終的にはサロンの経営者の姿勢とセンスで決まります。

どんなサロンになりたいか?というビジョンを持ち、目指すことは、本当に大切です。

担当サロン様に何年も提案し続けて来たことなので、特に目新しいことではないのですが。

 用意された同じ「ツール(例えば優待券とかご招待券)」を使っていても、アプローチの

仕方で結果が全然違います。

(取引先から提供されたツールが、そもそも❌表現であったりすることもありますが)

キャッチコピー以外に、優待券などのツールには、お客様が不安にならない様に、必要事項を記載する必要があります。

一人でも辿り着ける様に、店名、電話番号、住所(地図)、営業時間、お問い合わせ窓口

(担当者名)、お金はどのくらい持って行けば良いのかわかる様に料金、そして優待券の有効期間、などなど。取扱商品のパンフレットがあるなら是非、一緒にお渡ししましょう。

お客様に対する情報開示はとても大切です。

事前に、販売促進としての面もあるので、アプローチ(ご説明)があるけれども、気が進まなければ気楽にお断りしてくださいね!と一言、添えてください。

お客様は安心してお越しになれるでしょう。

友人間の力関係が介在して、断りたいのに断れないこともありますし、サロン側が「力が入り過ぎて強引な接客」になることもあります。サロンの悪い噂が流れてしまうかもしれません。

集客と販売の仕方によっては、特商法に抵触する可能性もあります。

せっかく割引や無料でサービスを提供したんだから、結果が欲しいと思ってしまいがちですが、サロン側も「宣伝の一つ」だと思って肩の力を抜きましょう。

 現場は毎日忙しくて、目の前のことをこなすことで精一杯。ツールをきちんと見直す余裕も

時間もありませんし、前に聞いたことも忘れてしまいがちです。

私は毎年同じ時期に、同じ提案を繰り返す。毎回、コツやポイントを伝え続ける。

思い出してもらって、そして毎回、結果を出す。その積み重ねです。

スタッフとの情報共有の仕方(コツがあります)も、徹底する様に努力してもらいました。

 以前からお付き合いのあるサロンの皆様にも、このブログで出会ったサロンの皆様にも。

この春、新しいお客様との素敵な出会いのために、参考にしていただければ幸いです。

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