体の声を聞く。
- reethihandhuvaru
- 2022年1月31日
- 読了時間: 4分
更新日:2022年4月15日

ふと、思いました。
私、最近、氷をガリガリ食べなくなったな・・・と。
当時、氷をガリガリ食べていた時に私が思っていたのは、「暑いから喉が渇いているのだけれど、水だとすぐに食道を通過
してしまう。喉越しの冷たさを味わうのは、水じゃなくて氷だよね!」でした。
スタバやタリーズで買った冷たい飲み物に入っているクラッシュアイスをガリガリ。
飲み残しが一切ありませんでした。
・・・当時の健康診断のデータを思い出してみると・・・そういえば私、鉄欠乏性の貧血でした。
実は貧血の人は、氷をやたらと食べてしまう事が多いのだとか。
何故か?
貧血に伴う口腔内の炎症を抑える為だとか・・・。
貧血のために血中酸素が不足し、酸素を体全体に運べなくなったために自律神経の働きが狂って、体温調節がうまくいかずに口の中の温度が上がってしまうので氷を食べてしまうとか・・・。
諸説あるそうなのですが、氷を食べてしまうこの症状を氷食症と言うそうです。
・・・若い時は食事の内容に無頓着でしたし、ダイエットと称して食事量を減らすことに躍起になっていたり。
正確な情報に、なぜ辿り着けなかったのだろう??
ああ・・・健康より、ダイエットが大事だったんだなぁ・・・。
巷の雑誌やダイエット本の情報に振り回されていましたね。
現在は、血液検査で引っ掛かることは皆無ですけれど。
さて。
母が、最近やたらと甘いものを欲しがります。
チョコレートや、ココア、お饅頭や水羊羹。
頼まれて、結構な量を買ってあげるのですが、無くなるペースが少し速いような・・・。
糖分の摂りすぎは、脳の老化を早めるとも言われているし、ちょっと心配になりますね?
実はコレ、たんぱく質やマグネシウムが不足している時に起こりやすい欲求だとか。
甘いものが欲しいのだから単純に糖質不足かと思いきや。
たんぱく質が足りないと「エネルギーが足りない!」と脳が判断して、手軽にエネルギーを取りやすい「糖質を寄越せ!」となるのだそうな。
また、マグネシウムが足りないと、身体に栄養素が届きにくくなって疲れやすくなるそうです。
・・・そう言えば、すぐに疲れるとも言ってたなぁ・・・。
年齢が進めば、食べる量が減るのはわかりますが、母の食事は確かに「たんぱく質」が少ない。
母は、歯の調子が良くないこともあって硬いものが苦手ですし、肉類は元々好きじゃない。
肉を食べろとは無理には言いませんが、肉以外の「たんぱく質」の量が少ないと思います。
筋肉の素のたんぱく質は、ビタミンCと同じく体に蓄えておけないものだそうです。
余った量は体の外に排出されてしまう、もしくは脂肪となって蓄積されるとか。
筋肉を減らさないためには、朝、意識して摂取した方がいいのだと、NHKの「試してガッテン」で言っていました。
肉以外でも、チーズ、ヨーグルト、牛乳、豆腐、納豆、卵、魚肉ソーセージやかまぼこ等の練り物でもいいので、手軽に摂取して欲しいと思います。
料理も面倒になってきている様子ですから、缶詰とかファミマの「お母さん食堂」シリーズでもなんでも利用して貰って。
(※現在は、ちょくちょく様子が見に行ける場所に私が落ち着いたので、娘としては安心なのですが)
それ以外にも、体の声が聞こえる典型としては・・・
夏、熱中症には水分補給だとか、OS-1だとか、塩とかクエン酸とか言っていますよね?
ミネラル不足と脱水はひどくなると命に関わる!
脚が攣ったり、頭痛がしたり、めまいがしたり、皮膚がシワっぽくなったり。
・・・熱中症の対策はしっかり定着してきましたが、美容面でも水分とミネラル不足は無視できません。
ジャンクフードがやたらと食べたくなる・・・そう言う時はカリウム不足のサインだとか。
身体に水分を溜め込んでしまいやすく、排泄機能が弱くなっている可能性があるとか。
なんだか体がやたらと欲するモノ。
それは、どうしてなんだろう??なんでそんなに欲しいんだろう?
ちょっと考えてみることって必要かな?って思います。
体の声は、健康を維持するために必要なシグナル。
健康は美容の基礎だから。
綺麗に見せるために、表面だけをなんとか手っ取り早く繕っても長持ちしない。
やらないよりは良いけれど。
自分自身を大切に。
心と体の健康を大切に。
気持ちのゆとりを持てるような毎日を。
・・・綺麗を手に入れる基礎とは、結局、そう言うことなのでした。
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写真は市場の花屋さんで買った、豌豆豆(エンドウマメ)の花。
園芸種のスイートピーとは違う、楚々とした美しさと逞しさが有ります。
蔓がクルクルしているのが、緑のレース編みのような可愛さです。
※アップの画像では蔓が見えませんけれど、ご容赦くださいませ。
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