「水牛のツノ」の指輪。
- reethihandhuvaru
- 2023年4月3日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年4月5日

パシッ!!
いきなり、先日購入したばかりの(と言っても安価ですが)水牛のツノで出来た指輪が、音をたてて割れました。
久し振りの一泊旅行で訪れた、ワイナリー&ホテルのお部屋で寛いでいた時です。
割れたのは指を入れる輪っかの部分。
割れて0,5mm位の隙間が出来ました。
裏側ですから、元々間の空いている指輪もあることだし、人様からは見えない場所なのですけれど。
水牛のツノ。
ご存知だと思うのですが、コレ、肌や爪なんかと一緒の「角質」・・・つまりタンパク質です。
割れたのは、水分が急激に沢山奪われた結果だと思われます。
このホテル、物凄く高機密高断熱。
そのおかげで、寒くは全くないのですが、喉が乾く乾く。
お部屋に用意してあったナチュラルウォーターを全部飲み干しても足りないくらい。
・・・つまり、部屋の中はサバンナの様に乾燥しまくっていたのです。
夜、喉が乾いて何度も目を覚まして、その度に水を思いっきり飲む!を繰り返してしまいました。
後でエアコンを切ってから寝ましたが、全然効果なし。
自分の手の甲を何気なく見れば、やっぱりカサカサです。
ハンドクリームを付けたけれど、水分をどんどん持っていかれてしまいます。
そして、割れた水牛のツノの指輪のその後。
家に戻ってみたら、あれ?
割れて出来た隙間が見事に元に戻っていました。
隙間が埋まっていて、割れたところが分からない(その日の乾燥の度合いで日々異なりますが)。
奪われた水分を空気中から受け取ったということでしょうね。
日本の家屋は、高温多湿な夏の気候を考慮して、通気第一に作られてきました。
最近は冷暖房費の節約の観点から、高機密高断熱が推奨されています。
しかし・・・
この指輪の事件?を目の当たりにしてみると、高機密高断熱ってどうなんだろう?
利点は理解しているのですけれど。
エアコンとの使い方を考えないと、”見た目老化”が確実に進む要因の一つになりそうです。
乾燥は体に相当な負荷を掛けるものなのだなぁと改めて実感した出来事でした。
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写真は実家の庭に咲く口紅水仙です。
野良水仙かの様に、自由に咲いています。
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