季節の提案と色彩
- reethihandhuvaru
- 2017年4月11日
- 読了時間: 3分

4月は3日から、新生活が始まった方々が多いと思います。会社は年度始まりのところが多いでしょう。学生は始業式 に多少ばらつきがあるでしょうが、ほぼ上旬からスタートしているでしょうか。桜の開花で浮き立った気持ちの後には、新しい仕事や人間関係、生活に直面して、戸惑う人たちが多いかもしれません。そんな時には、ストレスを感じやすいもの。
ストレスには個人差があって、「ワクワク」や刺激として楽しめる人もいれば、凹んでしまって身動きが出来なくなってしまう人もいらっしゃる。
5月の連休明けの頃に、せっかく決まった就職先から去る人たちが多いと聞きます。
新しい環境に馴染むのはそう簡単なことではありませんし、学生の頃に比べれば、プライドが傷つくことも少なからずありますから。
季節的には、春分を過ぎて気温が上がり、紫外線がどんどん強くなり始めます。
活動的になっていく季節。気温が上がれば体温も上がり、汗をかきやすくなりますし、皮脂も出やすい。
お肌の方は、乾燥が気にならなくなる。ただ、天気とともに気温と湿度も変化しやすく、汗と皮脂のバランスも崩れやすい。
新しい環境によるストレスと、このような季節の影響で肌に起きやすいトラブルといえば、「ニキビ」関連。
紫外線を受ける機会が増えれば角質も厚くなりやすいですから、ニキビの「材料」も増えます。
・・・ということでこの時期は、
①ゆったりとリラックスしてもらうこと(ストレス解消のひとつとしてのトリートメント)
②ニキビ予防のための「クレンジング」「洗顔」「クレンジングパック」や、関連の美容液
(余分な皮脂と角質の洗い流しや除去)
③紫外線予防(角質肥厚を防ぐためにも)のための「日焼け止め」
をサロンとして提案することができます。
顎の下、顎先やフェイスライン、小鼻の脇やこめかみ、眉間、耳の下、額、背中、胸の谷間など、ざらつきがちな部分は要注意!お客様はゴシゴシ擦り過ぎることが多いので、優しく撫でるような洗い方を、お伝えしましょう。
①〜③の関連商品は、お客様の視線に入りやすい場所に「季節のお勧め商品」としてディスプレイを忘れずに。
お客様への視覚的アピールには、もうすぐ迎える「新緑の季節を象徴するグリーン」を、ディスプレイのベースカラーにお勧めします。
うるさくならない程度の分量で、なるべく落ち着いた色目を選んでください。
「商品が主役」なのですが、小物や色そのものがが主役になっているディスプレイをよく見かけます。「商品が魅力的に記憶に残る」ように、ディスプレイを考えてみてくださいね。
グリーンは、フレッシュさやリラックスを象徴するカラーでもあります。
ちょっとだけ先取りの季節感の演出は、お手入れの提案と関連しますので大切ですし、忙しさに追われて忘れてしまいがちな「季節の行事」をお客様に楽しんでいただけます。
気持ちのゆとりを呼び起こすというか・・・。ちょっとしたことですが、そんな小さなことがサロンやお店に来る楽しみになったりするのです。
季節を味方につけて、サロンやお店の魅力をアピールしてくださいね。
スタッフの皆さんに仕事上で季節を楽しめる余裕があれば、職場としてもちろん魅力的ですし、お客様にとって掛け替えのない素敵な居場所になることは、間違いありません。
今、皆さんは「季節を楽しむ余裕」・・・ありますか?
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