美しいお店。
- 2017年6月24日
- 読了時間: 2分


その、美しいお店の名前は「アナベル」。
白い紫陽花の名前でもあります。
店名の紫陽花を、お店の入り口横の花壇に植え、ショップカードにもデザインして。
センスの良さが際立つお店です。
この季節は、その「アナベル」が一番美しい季節。空気も実に瑞々しい。
フランスの少し郊外にでもありそうな、おしゃれな佇まい。
取り扱う商品は主にアパレルですが、素敵な雑貨も置いてあります。
それらは素材の良さがはっきり判るので、お値段も見合ったものです。
雑誌の1ページを担当されていた男性店主の物腰は、いい感じに力が抜けています。
雑誌で拝見していた文章も、とても魅力的でした。(リンネル?大人のおしゃれ手帳?)
ネット通販も手掛けていらっしゃる会社の直営店ですから、店主とお呼びするのは、正しくは無いかもしれません。
決して大きなお店ではありませんし、商品はネットでお買い物ができます。
それなのに、遠方からわざわざ足を運ばれたというお客様と、お店で遭遇したことがあります。
彼女は、とても感激して店主とお話しされていました。
何が、そうまで彼女を引きつけたのか?・・・解る気がします。
素敵な気分になれる空間で、お買い物をしたかったんだと。
その空間にいる自分がとても幸せだと思えるから。
お店にたどり着くまでのワクワク感から、家に帰るまで持続する幸せな気持ちを想像します。
どんなお店にしたいか?が、しっかり解っている人の作る店舗は美しい。
そこに、遠方からわざわざ足を運ぶ人はどんな人たちか?
「店舗が実は顧客を選んでいるんだ」と前にお伝えしましたが、その典型だと思います。
流通業界の人間がよく使う「わざわざSHOP」という言葉。
しっかり、当てはまっていますよね。
オリジナルの魅力を磨きあげることは、小さなお店の生きる道です。
・・・励まされます。
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