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美しいお店。


 その、美しいお店の名前は「アナベル」。

白い紫陽花の名前でもあります。

店名の紫陽花を、お店の入り口横の花壇に植え、ショップカードにもデザインして。

センスの良さが際立つお店です。

この季節は、その「アナベル」が一番美しい季節。空気も実に瑞々しい。

フランスの少し郊外にでもありそうな、おしゃれな佇まい。

取り扱う商品は主にアパレルですが、素敵な雑貨も置いてあります。

それらは素材の良さがはっきり判るので、お値段も見合ったものです。

雑誌の1ページを担当されていた男性店主の物腰は、いい感じに力が抜けています。

雑誌で拝見していた文章も、とても魅力的でした。(リンネル?大人のおしゃれ手帳?)

ネット通販も手掛けていらっしゃる会社の直営店ですから、店主とお呼びするのは、正しくは無いかもしれません。

決して大きなお店ではありませんし、商品はネットでお買い物ができます。

それなのに、遠方からわざわざ足を運ばれたというお客様と、お店で遭遇したことがあります。

彼女は、とても感激して店主とお話しされていました。

何が、そうまで彼女を引きつけたのか?・・・解る気がします。

素敵な気分になれる空間で、お買い物をしたかったんだと。

その空間にいる自分がとても幸せだと思えるから。

お店にたどり着くまでのワクワク感から、家に帰るまで持続する幸せな気持ちを想像します。

どんなお店にしたいか?が、しっかり解っている人の作る店舗は美しい。

そこに、遠方からわざわざ足を運ぶ人はどんな人たちか?

「店舗が実は顧客を選んでいるんだ」と前にお伝えしましたが、その典型だと思います。

流通業界の人間がよく使う「わざわざSHOP」という言葉。

しっかり、当てはまっていますよね。

オリジナルの魅力を磨きあげることは、小さなお店の生きる道です。

・・・励まされます。

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