スーツを全部捨てた人のお話。
- reethihandhuvaru
- 2017年9月7日
- 読了時間: 3分

スーツ。
皆さんは、何着お持ちでしょうか?
先日、サラリーマンを卒業されて、独立を果たした男性とお話をする機会がありました。
彼は、スーツを全部捨てられたそうです。
サラリーマンを辞めたら、スーツを全部捨てると心に決めておられたとのことでした。
確か、通販サイトを立ち上げられたんだと記憶しています。
しかし。
「スーツを全部捨ててしまったら、困りませんか? しまった!と思ったことはありませんでしたか?」と、思わず聞いてしまいました。
ところが、「いやいや。全然問題ありませんでしたよ?」というお返事。
「う〜ん・・・。」
にわかに、信じられないというのか、納得できなくて。
独立したということは、営業しに行ったり、ご挨拶に出向いたりしなければならない機会が増えるということじゃ、ありませんか・・・。
普段は、パソコンの前にいるだけだったとしても。
スーツは、制服みたいなものです。
個人のセンスの良し悪しがバレないですし、ある程度きちんと見える。
「なんでそれを選んだのぉ?!」と言いたくなる、安っぽいペラペラのものや、悪趣味なものもありますけれど、それはこの際、除いておきまして。
「見た目が重要な仕事」をしている会社やチェーン店では、制服やスーツ姿がとっても大切。
中身がまだまだ伴わなくても一応それらしく見えて、お客様にも失礼に見えないから。
手っ取り早く、一定水準の従業員を演出できるので。
「人は見た目が9割」という新書も出ているくらいです。
実感としても、人はその人の見た目で色々なことを判断していることを知っています。
スーツを全部捨てちゃって、本当に大丈夫なんでしょうか?
元営業でしたし、取引先の美容部員相手の講師でもあったので、私はスーツを何着も持っていました。
社内で講師を務める際は、会社が制服を用意していました。
(制服の導入は、社員の服装があまりにも自由だったからだと聞いています。それが社風だったのですけれど。)
取引先への訪問時は、化粧品会社の社員であるという自覚もあって、見た目をかなり気にしましたし、同じものを毎回も着ていると思われるのを避けるために、何着かの黒のスーツの他に
別な色目のものを数着持っていました。
ヘビーローテーションになれば、スーツが傷んでしまいますから。
ところが、今、決行中の断捨離で、「スーツを全部捨てた!」方のお話に、納得ができたのです。
もう、会社員でもルートセールスでもありませんから、同じ人に近い間隔でお会いすることはありません。
会社の看板を背負わずに、自分の持っている能力やセンスで勝負ができるようになったら、「力のない自分を外からの攻撃から守ってくれる盾」の「制服」や「スーツ」は要らなくなりますよね。
そうなったら、ファッションは演出の一つ。
自分をアピールするためのアイテムです。
武器として、盾ではなく剣として使えるなら、その方がいい。
きちんとしたスタイルなら、「カジュアルすぎない綺麗なジャケット」に似合う、パンツやスカートを組み合わせたら、いいんです。
・・・と、いうことで、スーツは黒が1セットあれば、あとは無理に要らないなぁ、と。
「スーツを全部捨てた!」方も、礼服はさすがに捨てていないでしょう?
私は、黒いスーツを持っているおかげで「礼服」が要らなかったのです。
黒のパンツスーツは、インナーやアクセサリーを変えれば、冠婚葬祭にも使えて便利でした。
今まで持っていた「沢山のスーツ」は、これからの仕事には、もう必要ないんだなぁ・・・。
(実力が現在、伴っているかどうかは別として)
なんだか・・・しみじみ・・・そういう結論に至りました。
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