「季節」の花束。
- reethihandhuvaru
- 2017年10月31日
- 読了時間: 3分

背が高めなブルーベリーの枝、8輪の花をつけた紫のトルコキキョウと、ピンク色の桔梗。
計3本の花束ですが、ボリュームがあって、秋色の素敵な組み合わせです。
近所のスーパーで、販売されていた「お得な季節の花束」。
ブルーベリーの葉っぱって、こんな風に紅葉するんだなあって、初めて知りました。
オレンジ色と黄緑が混じり合った葉っぱが、紫のトルコキキョウとピンクの桔梗の花との「補色の関係」で引き立てあっています。
大きめの土の香りがするような花瓶が似合いそうです。
今、うちには大きめの花瓶はガラス製のものしかないので、ちょっと残念。
ガラスはガラスで美しいのですけれど、この季節は透け感のある花瓶じゃない方が、花とのバランスが良いと思うわけです。
ガラス瓶だと、涼しすぎる。
ちょうど、服と靴の関係みたいな感じかな?
厚目の白のコットンのワンピースに合わせる靴は、夏なら白のスニーカーだったりだけど、
秋ならオフホワイトやベージュ、ブラウン等の革製のショートブーツの方がおさまりがいい。
季節が変わると、光線の具合も変わる。
光線が変わると、綺麗に見える色も変わる。
色味を季節としっくりさせると、ナチュラルな綺麗をより表現できると思います。
メイクアップの色味もそうですよね?
ボルドーや、カーキ、照柿などの深い色味が、この時期は肌に馴染む。
秋のメイクアップ商品の色に、熟した果物を感じます。
食事が美味しそうに見えるライティングも、熟した果物の色の様に、少し赤み〜黄みがかっているのだそうです。
だから、屋内のレストランやバーの照明は、秋の色味を帯びている。
そうした空間のライティングは、少し明るさを押さえることになります。
そこで映えるのは、光を反射させるキラキラしたアクセサリーや光沢のある布地や、こっくりした赤み〜黄みを感じる豊穣の色。
秋から冬は屋内で、「パーティ」などの催しが多い季節です。
お洒落や美味しい食事を、目一杯楽しんでいただきたいと思います。
「季節を感じることができる」ということは、「幸せ感度が高い」ということ。
幸せ感度の高い人は、人生を楽しめるってことですもの!!
オープン予定の「プライベートサロン」では、そこを大切にしていきたい。
幸せ感度を高めたい!
何より私自身が、季節を愛でることを忘れないようにしたいと思います。
そんな小さな幸せさえ感じられなくなってしまっていては、お客様にリラックスしていただけるひと時や空間を提供できないと思うので。
(小さな小さなサロンですし、月に10日程度しか営業できませんが・・・。)
※写真は、石榴(ざくろ)の実。
石榴の実のついた枝を生けるのも、土の香りを感じる陶器が似合うと思います。
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