ささやかな幸せが積もる。
- reethihandhuvaru
- 2017年11月9日
- 読了時間: 2分

ある日の夕焼けの雲。
まるで、天使の翼の様な形です。
甘いピンクに染まって、なんだかロマンチックですよね。
しばらく、見とれていました。
私の家の近所には畑が多くて、柑橘類の果樹が沢山 植わっています。
黄色やオレンジ色の実が、ぼんぼりがぷかりぷかりと浮かんでいる様です。
見ていると、お腹が温まっていく気がします。
暖かな日差しを受けて、隣の家の猫が昼寝をするのをニコニコ眺めたり。
夕方の散歩が嬉しくて、尻尾がくるくる回っている、ルンルン♩の子犬を見かけたり。
両親に連れられた小さな男の子が「こんにちは」とご挨拶してくれたり。
そんなちょっとしたことで、頰が緩んでしまう。
「こんにちは。きちんとご挨拶ができるなんて、偉いねえ。」と返したら、「傘も持てる!」と、可愛い一言。
男の子のご両親も、私もニッコリ。
「そうかあ。傘も持てるんだね。凄いなあ!」
心なしか、水色の傘を持った男の子が、胸を張った様な・・・。
毎日、毎日、小さなことが幸せで、お腹が温まる。
温かさが、少しずつ積もっていく。
優しい気持ちでいっぱいになっていく。
イライラしている時は、そんな小さなことに、幸せを感じたりできません。
余裕がないから。
心の刺々が小さくなって、気持ちにゆとりができたからでしょうか?
笑顔になれることが、増えました。
周りの方々のお力添えで、新しいことに踏み出します。
笑顔になれるということは、周囲の人たちにも何かをおすそ分けすることになるのかも?
温かな気持ちは周りに広がって、そして又、自分に返ってくる。
「笑う門には福来る」って、本当ですね。
がむしゃらに頑張っていた頃は、眉間にシワがよっていたかもしれません。
言葉も強くなりがちだし、戦闘態勢だったかも。
こちらのギラギラとした下心が、透けて見えていたかもしれません。
それじゃあ、相手も身構える。
気軽に声をかけようとは思えないし、楽しい催しに誘いたいとも思わない。
険しい顔をした人とすれ違うたびに、気合が入りまくっている人を見るたびに、心配になります。
まるで、以前の私を見ている様で。
あなたのサロンのスタッフは?
そして経営者のあなた自身は?
毎日、小さな幸せを見つけて、笑顔になれる日を過ごされているでしょうか?
サロンにお客様が定着するかどうかは、テクニックや知識や話術の巧みさではなく、案外この様な、「気分」の部分ではないか?と思います。
皆様が、ささやかな幸せを感じる毎日を、過ごされます様に。
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