アイメイクの問題。
- reethihandhuvaru
- 2018年2月20日
- 読了時間: 4分

まつ毛が長くていいよね〜って言われたことがある人、いると思います。
まつ毛が少なくて嫌だな〜って思う人もいますよね?
何故か?
その方が魅力的に見えるんだと、みんながボンヤリ分かっているから。
一点豪華主義?で、アイメイクに40分くらい時間をかける人もいる。
付けまつ毛に、まつ毛のエクステ。女性の綺麗になりたい願望は、天井知らず?
でも、まつ毛の長さと量があった方が、魅力的に見える理屈が分かっている人は少ないと思うんですよね。
魅力の一つに「若さ」があります。
白髪を嫌がる人が多いのも、カツラの需要が多いのも、そういうことの表れですよね。
若く見えるかどうかには「色素」と「ボリューム」が大きなキーワード。
まつ毛の毛量が減って、肌の張り(つまり、ボリュームですね)が減って、まぶたが下がってくると、まつ毛が隠れて目を縁取ってきた黒いラインがはっきりしなくなって、印象がぼやけて見える。・・・老けて見える一因です。
髪の毛とは違って、目の周りを縁取るまつ毛は、量が多くても色素が少ないと、ボリュームがあるようには見えないし、はっきりした感じには見えません。
色素が少ないコーカソイド(いわゆる白人ですね)は、まつ毛の色も眉毛とともに薄いので、マスカラ命!の人が多いと、聞いたことがあります。
最低限のメイクでは、欧米人(白人)はマスカラ、日本人は口紅なんだそうです。
はっきりさせたいところが、肌や髪の色で異なるんですね。
まつ毛が長くて上向きに(下まつ毛は、下に向かって)広がると、矢印効果で目が大きく見える。そして、若々しく見える。パーツが大きく見えると対比で小顔効果もあるっていう理屈。
アイライナーとマスカラは、これらを叶える必須アイテム。
テクニック次第では極端な話、目を2倍くらい大きく見せることもできて、イメージチェンジさえ可能。
アイライナーのインラインテクニックは、より自然な感じで「目力」をアップできるテクニックですから、熱が入ります。
粘膜、もしくは粘膜ギリギリにアイライナーを入れる方法ですね。
さて。
お小遣いの少ない女子高生が、油性マーカーをアイライナーに使ったという話が以前にありました。「これ、落ちなくていいじゃん!」「しかも安い!」って。
あんなに揮発性の高い刺激の強いものを、粘膜に近いところに使うなんて。危険すぎる!
まさか、インラインに使ったりしてないですよね??
油性マーカー「マッキー」のメーカーさん、ビックリしたでしょうね。
思いも掛けない消費者の「目的外使用」には、腰を抜かします。
そもそも、油性マーカー以前に、アイライナーの液は目にとっては明らかに異物です。眼球や粘膜を傷つける可能性があります。粘膜に入ってしまうと、埃やゴミなどから目を守る涙などの分泌も阻害しやすいですし、インラインは、眼科に駆け込むようなトラブルを引き起こすリスクが高くなります。
朧げですが以前は確か、「粘膜には使用しないでください」と、アイライナーの外箱に記載があったかと。すごく小さな字でしたが。
今回、アイライナーの外箱の記載を何社か確かめてみました。
「アイライナー」の特性に沿う部分では、ポイントメイク用のクレンジングを使用して欲しい、目の中に入った時は水でしっかりと洗い流して欲しいと書かれていました。
「目に入る」とは、まぶたの裏の粘膜を含むのか、そうではないのか?・・・微妙です。
アイライナーは、粘膜に一番近い場所なので、特に厳しい規制(素材と汚染対策)がされています。技術と素材の進歩で、より刺激性の少ない安全性の高い材料を使用できるようになったこともあるのでしょうし、消費者に「インラインがテクニックとして広く認知される状態」になったこともあって、表現が緩やかになったのかもしれません。
そして・・・今も昔も消費者が小さな「注意事項」をきちんと読むことは、ほぼありません。
(ちゃんと、販売側はお客様に伝えてあげて欲しいけど)
健康な血色の良い肌の状態があってこそ、ポイントメイクが映えるのですし・・・。
なるべく安全で安心なメイクアップやスキンケア方法を選んでくださいね。
それから、メイクアップが綺麗に見えるかどうかは、やっぱりバランス。
アイメイク命の人は頑張りすぎて、「目の化粧がすごい人だったね〜!!」にならないように、ご注意くださいね(笑)。
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