頰骨ぶつけた?
- reethihandhuvaru
- 2018年3月25日
- 読了時間: 3分

頰を何かにぶつけた感のある頬紅の付け方。最近、見かけることが多くなった気がします。妙齢女子に多いような。
頬骨の一番高いところ(頬骨の外側に張り出した部分)が、一番色の濃いところになってしまっているので、この「頰をぶつけた?」感を強めているのだと思います。
丸顔の人は、シャープに斜めに頬紅を入れたほうが良い(顔がシャープに見えるから)、面長な人は横に入れたほうが良い(ふっくら見えるから)というのは定番のメイクアップテクニックですけれど。斜めに入れる時の色の中心がちょっとズレて、怪我している風に見えちゃう。
バブルの頃のメイク再び?
この、擦過傷みたいな頬紅の入れ方が、バブルの頃を思い出させます。
去年の年末に、高校のダンス部のパフォーマンス「バブルダンス」で盛り上がっていましたね。メイクもガッツリメイク。
ゴージャスな感じやドラマチックな感じだったり、仕事できる強い女なイメージ。その頃のメイクが戻るのでしょうか?ビッグシルエットや赤い口紅がトレンドになっていますし。
当時のファッションには、あの様なメイクアップでないとバランスが取れなかったとも言われています。
大きな肩パット、ダブルのジャケット、超ミニのスカート、シェイプしたウエスト。トサカの巻き上げの前髪に、長い髪。ソバージュ、ワンレン、ボディコンシャス(ボディコンっていう奴ね)全部、ボリュームがあるから、それに負けない太眉と赤い口紅、青いアイシャドウ。
毎日が非日常のような、ドラマチックなファッションだったり、場面が多かった時代ですね。その時代なら、斜めに入り過ぎの頬紅に違和感がないのかな?とも思ったのですが・・・。
今見ると、何だか盛りすぎてて美しくない。販売されていた洋服も、頑張りすぎている。
銀座マギー的な、受付嬢&秘書系ファッションも多かった。
その格好で、普通に満員電車で通勤していた訳ですよ!!(>-<;) で、しっかり派手なメイク。
夜用の、クラブのお姉さんの様なプロ仕様?のメイクアップでした。
当時の写真を先輩から見せてもらったことがありますが、「年増感」満載(笑)。
メイクアップはファッションとバランスを合わせないとチグハグになってしまうので、頑張ったファッションには、ある程度作り込むのは当たり前なんですけれど・・・作り込み過ぎると、老けちゃう。
目指すメイクアップは「普段も綺麗」
人それぞれに目指す綺麗は違いますが、綺麗の土台は「健康」が作っていると思います。
体と気持ちのコンディションが、表情と肌に出るから。
「綺麗」は、メイクアップの手前で、8割方決まっているんじゃないでしょうか?
形はテクニックで補えても、ファンデーションをのせる肌のコンディションは、簡単に修正できません。やっぱり、肌の力でしょう!!
肌が綺麗であれば、顔色の修正や肌色にテクニックを駆使する必要がない。ポイントメイクのコツを押さえるだけでいい。
特別な日だけの綺麗ではなく、特別な照明の下ではなく、自然光の下で毎日さらりと綺麗でいて欲しい。
提案したいのは「一発逆転のメイクアップ」ではなく、スキンケアを大切にした、その人らしい「今日も綺麗ね!」と言われるメイクアップです。
勿論、古い感じにならない様に、トレンドは上手に取り入れたいところですが。
ファッションも、あの頃ほど極端に盛ったものが復活するとも思えませんし・・・。
・・・皆様は、どんなメイクアップをご希望でしょうか?
※※ 柔らかなふんわりピンクの桜が、五分咲きです。青空に映えますね。
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