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化粧品に使うお金。


 古い友人が、奥さんの化粧水とクリームを風呂上がりに拝借したところ、ガッツリ怒られたと笑っていました。「コレ、高かったのよ!大事に使っているのに!」って。

「風呂上がりに、乾燥するからちょっと使っただけなのに、すごい剣幕で。少しくらい良いと思うんだけどねぇ。それで、綺麗になったかって?正直、効果が出てるのかどうかも判らない。そんなこと言ったら、また怒られるから言わないけどね。(笑)高いって言ってたけど、どの位するのを使っているんだろ?聞かないでおいたけれど、ちょっと気になるワ。」

 化粧品工業連合会のホームページ(総理府統計局の家系調査年表)によりますと、「2人以上の家庭で化粧品に支払う金額は(全国)年間平均34,726円(2015年)」だそうです。物価が何かと高い東京は、全国平均よりも少し上だと言います。

化粧品工業連合会のサイトは、化粧品に携わる人が知っておいた方が良い知識も満載ですから、ご存知のなかった方は、是非ご覧になって見てください。サイトは以下です。

https://www.jcia.org/n/

一世帯が2人以上という以外、家族構成の情報はありません。夫婦だけなのか、親子(母親or父親+娘or息子)なのか、はたまた兄弟姉妹なのか?どこまで同居しているのか?は分かりません。

ですから、算出された金額は「意外と使っている」のか「使っていない」のか?不明です。

シャンプー、リンス、髭剃り用のアフターシェーブローション、石鹸、リップクリーム、ハンドクリーム、歯磨き粉だって含むのですし。

化粧品販売に携わる方の参考になるかどうかは微妙なところですね。

知りたいのは、一人の女性が(できれば年代別で)使用する年間、または月間の化粧品代ですから。

私が個人的によく見ているサイトは、シティlivingのOL白書です。利用している年代は20代〜50代が中心かと思います。

化粧品に限らず、働く女性の「今」が分かりやすいので、お客様との会話のネタを見つけるにもいいかもしれません。本音のコメントも笑えます。

 ↓勝手にご紹介しますが、是非、覗いて見てください。

https://city.living.jp/common/olhakusho

こちらのサイトで、月間や年間の化粧品に使う金額ではありませんが、「毎日使うスキンケアアイテムの総額」を発表していました。アンケートを取って集計したものです。

総額の意味がちょっと分かりにくいのですが、多分・・・

まとめて買う時(≒ラインで揃える時)の総額・・・ということだと思います。

集計結果によると

1位 5,000 未満 34%

2位 5,000~10,000未満 24%

3位 20,000~   17% 

4位 10,000~15,000未満 15%

5位 15,000~20,000未満 10%

だそうです。

「化粧品を使う女性」の価値観も、それぞれです。

「気になる美容液を発見した時に衝動買いできる金額」というアンケートでは、1万円以上と回答した人と5千円未満と回答した人の割合が同じ42%だったそうです。

お金を出すか出さないかは、その時、何に「魅力」と感じるか?だと言えるでしょう。

 以前、受講したセミナーで、講演された大学の先生(確か心理学がご専門)は、「ある意味、化粧品も宗教と同じ。信じるものは救われるというところがある。化粧品を買うお金は、お布施みたいなもの」と仰っていました。

美容ジャーナリストの斉藤薫氏も、「綺麗になると信じて使うことが大切で、そしてやっぱり、そう思って使うと結果が出る」という様なことを書いていらっしゃいました。

化粧品ではありませんが、医療の世界では、プラシーボ効果(偽薬の効果という意味ですが)は、3割近くもあるのだそうです。そう!コレは効果のある薬だと信じて飲むと、薬じゃなくて単なるビタミン剤を服用しても効果が出てししまう人がいる。・・・見逃せない割合です。

「綺麗になりたい!なれるかも!」・・・お客様に夢を与えて、やる気に火をつけて、お手入れを頑張ってもらう為に、皆さんはどんな提案をされるでしょうか?

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