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「好き」と「似合う」と「お洒落」の間。

  • 執筆者の写真: reethihandhuvaru
    reethihandhuvaru
  • 2018年10月29日
  • 読了時間: 3分

 どうしたら、綺麗(ハンサム)に見えるか?オシャレに見えるか?なりたい自分になれるかどうか?

女性に限らず、永遠(大げさかな?)の問題です。

雑誌には「愛され顔を作るには?」とか「モテメイク」とか、「セレブ風」とか・・・キャッチコピーが踊ります。

「頭が良く見える話し方」「育ちが良く見えるテクニック」とか・・・How to本も沢山あります。(中身はどうでもいいんかい!?なツッコミはありますが(笑))

 本人が目指すところの綺麗やオシャレに、なるべく近づけてあげたいということで、メイクアップにも「カウンセリング」があるのですが、これがなかなか難しい。

「好き」と「似合う」が違うから。

目指すアイコンと、ご本人の持ち味が違うことが多いから。

お客様の満足度と、はたから見て素敵かどうかの評価も違うから。

「こうしたら、綺麗にラインが引けますよ?」「こうすると、お客様の個性が引き立ちますよ?」とお伝えすることはしますけれど、選ぶのはお客様。

お客様に気持ちよくお金を払ってもらうには、満足度を上げないと。

「こっちの方が似合うのに〜!!」と思っていても、そこは我慢、我慢。

自分の好みがしっかりしているお客様とリードされたいお客様とでは、アプローチ方法を変えないといけません。

サロン側は、お客様をサポートするくらいのスタンスを心掛けて。

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そんなことを思っていたら、5年以上前に定年退職をされた『先輩のメイクアップとファッション』を、思い出しました。

リップラインもアイラインもネイルも技術が完璧でしたが・・・「隙のない厚化粧」ともいうべきメイクアップ。

新色が発売される度にメイクアップパターンが発表されているのに、何故かいつも同じに見える。

新色のアイシャドウや口紅の色の違いを・・・全く感じさせない。

「銀座マギー」的な、色がはっきりした秘書&お水系のスーツにピンヒールと真っ赤な口紅。

メイクアップ&仕事のファッションは「戦闘服」だったのでしょう。

迫力がありました。

ファッションにお金を掛けていて、頑張っていることは伝わります。手を抜いていません。

全体に肩パットが入っている感じで、「こなれたオシャレ感」からは程遠いのですけれど。

「髪を伸ばした方が、好きなファッションと相性がいいんじゃありませんか?」と、言ったこともあったのですが、「これは私のこだわりなの」と言って、彼女は固い感じのショートカットを変えることがありませんでした。

安定した状態を、そのファッションとメイクや髪型が提供したのかもしれません。

好きなファッションとメイクアップが本人を幸せにするなら、他人がどうこういう筋合いはありませんよね。

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オシャレのセンスは、スポーツのセンスとも通じますが、余計な力を使わずにさらりとできてしまうバランス感覚だと思います。

全ての人が持ち合わせているわけでは無いので、難しいですよね。

説明するのも難しい。

しっかりと勉強されたカラーコーディネイターの先生方が、オシャレか?というと、そうとも言い切れない。

有名な「ファッションデザイナー」がオシャレだとも限らない。

「好き」と「似合う」と「オシャレ」・・・全てが一致している人は、一握りですからね。

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写真は、セイタカアワダチソウが盛大に咲いている重機置き場。柵も辛子色に塗られていて、偶然の「秋色の同系色コーディネイト」。

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