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「惹かれる」のはどっち?

  • 執筆者の写真: reethihandhuvaru
    reethihandhuvaru
  • 2018年11月7日
  • 読了時間: 2分

 初夏の花屋さんの店頭に並ぶ「シトロンゼラニウム」と「蚊連草(蚊嫌草)」。

ちょっと、季節感が合いませんが、その辺はご容赦願って・・・。

あなたが欲しいのは、どちらの植物でしょう?

 「レモンのような香りが楽しめる、ゼラニウムの仲間です。」といったポップが、シトロンゼラニウムに掲げられています。

顔を近づけると、本当に柑橘系の香りがします。

アロマテラピーに興味のある人は、断然、こちらだと思います。

 「蚊を近けません!」と書かれている「蚊連草(蚊嫌草)」に惹かれる人は、蚊に刺されたくない人に違いありません。

 これ、実は同じ植物を表すポップなのです。

お客様のニーズが違うと、お店が違うと・・・書かれる内容がこれだけ違います。

お客様にロマンを売るのか、実用的な効果を強調して販売するのか?

これは、お店の客層によりますよね?(お店のセンスによるかもしれませんが)

 マスカラを販売するのでも、例えば。

「眼差しを印象的に」・・・とするか、「上向きに!ファイバーの力で長さ勝負!」・・・とするか。

「美しさのイメージ」なのか、「まつ毛をとにかく長くする」のか?

夢と実用のどちらをアピールして販売するかで、コピーの選び方が変わるのは当然です。

 薬品のネーミングにも、効果のアピールやダジャレのようなもの、誰に使って欲しいか?とか、使用部位を捩った(もじった)ものがあります。(冷えピタ、リョウシン、オシリア、などなど)分かりやすさを一番に考えた戦略です。

自分たちの中心的な顧客がどういう顧客かを分析して、どこを訴求したらいいかが解っている・・・。

もしくは今、どういう顧客層を手に入れたいのか?戦略を練った結果なのでしょう。

と、すれば、お店の名前も、ポップも、コピーも、販売トークも、「売れている」とか「良さそう」だからと、安易に他を真似をするのはオススメできない。

どうでしょう?

お店のポップやチラシ、販売トークを見直してみる必要はありませんか?

***

写真は、少々季節外れですが、「シトロンゼラニウム」「蚊連草(蚊嫌草)」の二つの名前を持つベランダのハーブ&アロマの植物です。

 
 
 

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