「Non da free(のんだフリー)」。
- reethihandhuvaru
- 2019年2月25日
- 読了時間: 2分

新幹線に乗る時の朝食、もしくは昼食のお供に、ノンアルコールビールを買い求めることが多いワタクシ。
大抵、銘柄が決まっているのですが、今回、コイツに目が止まりました。
「飲んだふり」と「飲んだFREE(ノンアルコールだよ!というシャレですよね?)」。
ダジャレといってもいいかもしれない。
「パンダ」と「ノンダ」で、韻も踏んでいる。
クスクス笑いながら、手に取りました。
楽しいネーミングが、大手ビールメーカーさんでは無いから「味は期待できないかもしれない」のだけれど、「ちょっと味見くらいはしてみようかな?」って気になります。
まんまと術中にはまって、ご飯のお供に購入しました。
味はあっさりして飲みやすいです。
ビール味を求める人には、ちょっと物足りないかな??
好みもあるから一概には言えませんけれど、軽いテイストが好きな人向きです。
商品のネーミングにユーモアがあると、「効果効能を声高に発するよりも魅力が増す」という、良い例かな?と思いました。
デザインも、少し異質で。
ビール風が並ぶ棚に、パンダの緩〜いイラストで力が抜けています。
攻めのデザインとかでは全然無い。
「ビールメーカーのノンアルコールビール」と同じ土俵で勝負していない気がする。
皆さんで楽しく、ちょっと飲んでみてくださいよ〜!的な、余裕を感じます。
ひょっとしたら、新しくてニッチな客層を掘り起こせるかもしれませんね。
言葉選びって本当に面白いし、大切です。
楽しい気分になりたい人が、手に取りたくなる「ネーミング」や「キャッチコピー」とか。
消費者のもの選びは、その時の精神状態や欲求が反映されるものだから。
言葉を選ぶ時には、作り手の想像力が試されます。
見栄えの良さそうな言葉を、雑誌の文章などからテキトーに選んでコピペする人や会社は本当に多いのですが、それでは気持ちが伝わらないし埋もれてしまいます。
言葉を真剣に選べる会社や商店は、きっと生き残っていく・・・。
「言霊(ことだま)」の力は想像以上に大きい・・・と思います。
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