「スキンケア」のその前に。
- reethihandhuvaru
- 2019年10月5日
- 読了時間: 3分

「いつまでも綺麗でいたいと思われる方、手を挙げていただけますか?」
「・・・ふむふむ。なるほど。」
「では。ご自分がどちらかといえば色白だと思われる方。」
「乾燥肌だと思われる方は?」
「・・・はい。では、三つ揃っていらっしゃる方は、いらっしゃいますか?」
「三拍子揃っていらっしゃる方は、残念なことに早めに老け安いので、ご注意くださいね。」
ーーー会場が、どよどよします。ーーーーー
「何故だと思います?」
「乾燥肌は、実は綺麗肌の悩みなのだと思ってませんでした?」
「私、冷え性なの〜!!とか、男性にアピールしてませんでした?(笑)」
ーーークスクスと、ちょっと会場が和みます。ーーーー
・・・私がスキンケアの講義の際に、よく受講生の皆さんにお伝えしていたことです。
これで掴みはOKって感じなのですが、この3つをあげた理由をお解りでしょうか?
色白・・・色素が薄いお肌のことですね。
メラニン生成の力が弱いので、紫外線からの影響を受けやすい。
シミはできにくいが、真皮への紫外線ダメージを一番受けやすく、深いシワができやすい。
太陽が降り注ぐ時間には、特に防御が必要なお肌です。
コーカソイド(大まかにいうと白人種)の肌を考えると解りやすいでしょうか?
乾燥肌・・・ちょっと繊細な感じがするしファンデーションがよれにくくもあるので、「元々の肌が綺麗なイメージ」がなんとなくある。
しかし、肌を守ってくれる皮脂膜が形成されにくい状態なので、外からの刺激(ほこりや紫外線など)からダメージを受けやすい。
ヒリヒリしやすい。吹き出物もできやすい。お化粧のノリも悪い。
冷え性・・・貧血気味とか低血圧だとかと同等な、女性が、気になる男性への「か弱い」イメージアピールのツールとして使うことが多い。私見ですが(笑)。
つまり、冷え性というのは、筋肉量が少ない体だということ。
適度な運動(ウオーキングとか)で筋肉量をキープできれば、冷え性にはならないし、便秘にだってなりにくい。体型をキープしやすい。
筋肉は、血流をよくするポンプの役目を持っているが、冷え性だと血流が悪く、体の隅々(勿論、肌にも)に酸素や栄養素を届ける力が弱い。
結果、顔色が悪く、新陳代謝が鈍く、ニキビができやすく、乾燥肌にもなりがちなので、綺麗から離れてしまう。
だから、実は「か弱いアピール」は「綺麗じゃないアピール」・・・になっちゃう。
・・・と、まあ、こういうことです。
スキンケアのその前に。
メイクアップのその前に。
綺麗のためには、ちゃんと「食べて」、「眠って」、「運動(歩く程度の軽度のもので充分なので)」が大切です。
食べるものが体を作ります。
質の悪い食事を続けると、肌は勿論、体の不調が現れます。
ある程度、運動で疲れないと、ちゃんと眠くなりません。
充分に眠れないと、夜に体の修復ができなくなってしまいます。
寝不足だと、ニキビができたり肌荒れをしやすくなる。
それから、小さなことで良いから、楽しいことを見つけて「笑顔になれる時間」を作ること。
幸せな気持ちは、表情にちゃんと現れます。
口角が上がって、目力も強くなって美人度UP!
「笑う門には福来たる」は本当で、「チャンスや幸せは、笑顔が連れてくる」。
「毎日の生活」の質。
綺麗を作るための圧倒的な力は、ここにあります。
化粧品ができることは限られています。
でも。
化粧品を使う時間が、お楽しみの時間になれれば、綺麗への道をサポートします。
スキンケアもメイクアップも、どうか楽しんでお過ごしくださいね。
楽しみ=「笑顔」・・・の好循環。
大切です。
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写真は、涼しげな薄紫のお花です。ちょっと、名前は確認できず。
ジャスミン系かな?と思うのですが。
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