身体の「乾燥」対策。
- reethihandhuvaru
- 2020年2月19日
- 読了時間: 4分

結論!
冬の身体の保湿に手軽で有効なのは、インナー着用とパジャマの素材の見直しです。
背中や脛を睡眠中に掻きむしっちゃったりする人、脚の皮膚片がパラパラと舞ってしまう人は、ちょっとトライしてみませんか?
何度も言うようですが、私は日本海側の雪国の出身です。
雪国の冬は、除湿機が必要な湿度の高い冬。
布団が重くなるわ、雪の重みで襖が開けにくくなるわ・・・な冬でした。
春になるまで、平野部でも15〜30cmくらいの積雪が珍しくなかったのです。
(故郷にいる頃は、年齢もありますが乾燥を感じることは少なかった様に思います)
そんな所で育った私は、関東在住が 故郷で過ごした期間 より長くなってしまいました。
身近に感じているのは、関東の「気温の寒暖差が激しく乾燥した冬」。
加湿器の必要な冬。
リップクリームを一冬で2本を使い切るほどの、乾燥地域の冬なのです。
痒くて夜中に掻いてしまって引っかき傷ができる背中や脛(スネ)、直に履いている黒いジーンズを脱ぐときにハラハラ舞う乾燥した粉のような皮膚片。
症状は「老人性乾皮症」。
充分に大人な乙女心が、ズキズキするネーミング。
・・・体の保湿が欠かせません。
で、今更なのですが。
「そうだ! だから、あの頃は体の乾燥を感じなかったんだなぁ・・・」とか、「それで、寒さを今程に感じなかったんだなぁ・・・。」と、気づくことが多々ありまして。
気づいたのは、実家に冬季に頻繁に帰省するようになったから。
「寒いからヒートテックを服の下に着て行かねば!」と思いました。
実は、近年までヒートテックなどの「冬の肌着」を持っていなかったのです。
つまり、私は関東に暮らす様になってから最近まで、「肌着を着る習慣」がなかった。
ランジェリーであるところの、スリップやキャミソール、ペチコートは持っていても。
故郷を後にした20代前半に、いわゆる「肌着」を身に付けなくなりました。
恰好悪いと思ったからです。
お洒落じゃないなと。
それに、ランジェリーではないインナーを着るか着ないかで、職場の女性の先輩に「アンタはババアなの?」と言われたりもして。(彼女は女性はセクシーであるべきと言う考え方の人だったのですけれど。)
無理に薄着をした訳では全くありませんが。
私が故郷で過ごした時期に比べて温暖化が進んでいるのか、随分と「暖冬」になっています。
気温も高くなっている様ですし、雪の量も少なくなっています。
故郷の女子高生は、真冬でも素足で超ミニスカートの制服を着ることで全国的に有名です。
いくら温暖化しているとは言え。
それ・・・身体に相当なストレスだと思います。
時代もありますが、そこまでお洒落に命懸けな根性は、私にはありませんでしたね。
今より暖房器具も充実していないし、家だって気密性には優れていなかった冬。
(実家の構造は、あの頃のまま。田舎の一軒家・・・寒いです。)
衣類の防寒素材の充実もまだまだな時期でした。
立ち向かえていたのは単に若かったと言うことではありません。
雪国(北国)出身者は、温暖な地域で育った人より、代謝能力が高いとは言いますが、それだけでもない。
すっかり忘れていたのですが、あの頃の冬、私はしっかり肌着を着ていたのでした。
ジーンズの下にはストッキングも履いていました。
そう。
上着に薄手のセーター、シャツ、肌着(もしくはTシャツ)、下着。
ジーンズやスラックス&スカートの下は、タイツやストッキング(二重履きすることもあった)もしくは女性用ズボン下(モモヒキ)というスパッツ(レギンス)的なインナー(これは思春期の女子は手を出さなかったけれど)、靴下。
今より、1〜2枚は余計に衣類を身につけていたのです。
コートの下に、少なくとも4枚は確実に着ていたのでした。
・・・そして、現在。
特に、帰省する際や寒いなあと思える日に、インナー用の保温&保湿機能のあるレギンスを履くことにしたら、あんなに舞っていた白い皮膚片が見当たらなくなりました。
それから、昨年、買い求めたフリースのパジャマ。
保温機能があるので、結果的にですが、全く肌がカサつかなくなりました。
体の保湿ケアには、保湿クリームを身体全体に塗布することも大切ですが・・・。
インナー着用とパジャマの素材の見直しをしてみることをお勧めします。
クリーム類で、衣服やシーツが汚れやすくなるのも防げますし。
体全体にクリームを塗布するのは難しい&時間もかかります。
私の様に、なるべく楽して快適に過ごすことが好きな人には、楽チンな解決方法です。
冬にたった1枚、インナーを増やすだけ。
フリース素材のパジャマを試してみること。
それだけで、肌が健康で綺麗な状態を維持できる。
私の個人的な感想と実感に過ぎないのですが、とにかくお勧めしてみたいなぁと思いました。
簡単でストレスフリーな対策で、乾燥しやすい寒い時期を乗り切りませんか?
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河津桜?(多分)が、咲きました。
春はもうすぐ。
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