「アラ還」もしくは「アラ50(フィフ)」の為に。
- reethihandhuvaru
- 2020年3月31日
- 読了時間: 3分

目立つ(つまり派手)≠ 綺麗。
テクニカルなメイク≠ 魅力的。
「綺麗な人」はメイクアップ技術の有無とは関係ない。
・・・気づいていました?
化粧品業界に長く居た人は、テクニックを磨く方に傾向(かたむ)きがち。
メイクが上手ければ、美人を作り出せると思ってしまう。
私もそんな一人でした。
化粧品業界に居りますと、スキンケアとメイクアップとファッションに”意識高い系”が集まってしまっているので、気づきにくいのです。
長年の経験でメイクのイロハは理解しているし、テクニックも習得したし。
自分で言うのもなんですが、ワタクシ、結構、器用なんです。
ラインを美しく描くことやカラーバランスを取るなど、テクニックに自負がありました。
先輩や同僚に褒められた事も、自信を持つ根拠になっていました。
ところが・・・。
凄腕のメイクアップテクニックは、「その場限りの綺麗」。
変身願望は満たしてくれるけれど。
「結婚式にしてもらうメイクアップ」みたいで、イベント的です。
気合の入ったメイクアップは、「その人の毎日」を輝かせてはくれるとは限らないのです。
TPOにそぐわなければ、チグハグ感は拭えないですから。
「いつも綺麗な人」は、メイクアップ技術だけでは作れない。
メイクアップが礼儀だと思っていらっしゃる方も、少なからずいらっしゃいますし。
興味がないのに、義務でやっているメイクアップ。
・・・楽しくなさそうです。
興味がない訳ではないけれど、上手にできないからテキトーになっちゃう人も多いです。
器用でない人が、「肩の力の抜けた綺麗」を手に入れるには、どうしたら良いかしらん?
どうせ「やらなきゃいけない」なら、少しでもスキンケアやメイクアップを楽しんで欲しい。
「私、なかなか綺麗じゃない?」って、まだまだ自分に自惚れて欲しい。
と、いうことで、今年の春に近くの公立の施設を利用して、”OVER50以上のための「楽しむスキンケア&メイクアップ」”といったイベントを、10人程度の規模でやりたいなぁと、計画していました。
昨今のコロナウィルスの影響で断念しましたが、状況が許す頃に再トライしたいと思います。
あなたのための日焼け止めとファンデーションの選び方は、隣の人とは絶対違う。
スキンケアを、実験しながら自分に合うものを選んだり。
眉とアイラインの描き方は、ひょっとしたら目から鱗かも?
せっかくお持ちのメイクグッズの力を、発揮させてあげたい。
ちょっと毛色の違う「面倒臭がりな大人女子」の為の、メイクアップのあの手この手。
本人の生活習慣やお好みに寄り添った”よりパーソナルな提案”を。
時間も沢山できたので。
開催を目指して、資料をブラッシュアップして臨みたいと思います。
しかし。
いつ、コロナウィルスの猛威は治るのでしょうか?
大変な時ですが、なるべく心穏やかに過ごせるようにしたい(難しいですが)と思っています。
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アオキの花です。
グーグル検索では、葉っぱは認証してくれるのに、花は認証してくれませんでした。
真っ赤なアオキの実は目立ちますが、お花はを見たことのある人は少ないのですね。
ワインカラーで十字形で。小さいけれど、なかなかオシャレだと思います。
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