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「化粧水」と「美容液」。

  • 執筆者の写真: reethihandhuvaru
    reethihandhuvaru
  • 2020年8月28日
  • 読了時間: 4分

 上の写真の左が化粧水で、右が美容液です。      

化粧水と美容液のくくり。

結論から言いますと・・・。

ものすごく大きな違いがありそうですが、実際のところは、それ程キッチリ区別がついている訳ではないらしい。

私が愛用している2種類のアロエ系の化粧品です。

どちらも、乾燥がちな皮膚を保湿してくれるジェルタイプ。

特に、夏に出番が多いのですけれど、こちらを比較してみました。

液の見た目やテクスチャーに、あまり差がない様に感じますが、どうでしょうか?

 左は製造販売元は大阪製薬で、販売元は(株)近江兄弟社。

近江兄弟社メンタームアローバジェルN(化粧水)。

「サンベアーズ アローバジェル」の方が通りが良いみたいです。

近江兄弟社さんと言えば、メンタームリップでお馴染み。

国産の信頼のブランド。

チューブ容器のデザインが薄っすら昭和で、癒し感あり。

近所の薬局で、手に入ります。

冬でもアロエ系を手に入れたい時、これ1種だけは薬局に置いてあったりします。

粘度は若干こちらが強い感じです。

着色料(青1、黄4)にて、ジェルの色はアロエを感じさせるグリーンに。

無香料の記載はありませんが、ほぼ無臭。

少しだけ、アロエを感じさせる香りがします。

ウリは、「日焼け後のヒリヒリダウン」と「お肌の乾燥対策」、「水分たっぷり、ひんやりジェル」。

つまり、日焼けしたら、体全体にガンガン使って欲しいという商品コンセプト!!

ガンガン大量に使うという訳で、価格設定は安価です。

200g。

ネットでは400円前後の価格で販売されています。

<成分>

水、BG、カルボマー、TEA、アロエベラ液汁末、メチルパラベン、プロピルパラベン、青1、黄4

 右は韓国からの輸入品で、ENPRANI CO.,LTD.のホリカ ホリカ[HOLIKA HOLIKA](製造販売元(株)マックプランニング)のAL99 ボタニカルジェルFF ボタニカル美容液(髪・フェイス・ボディ用)です。

アロエベラを意識した容器デザインと色が、保湿してくれそ〜!!と感じるインパクトです。

少しおしゃれな化粧品雑貨店(プラザ)とか、おしゃれ薬局で、季節限定で販売されていることが多い(売り切り御免!)です。

チャンスを逃したのなら、ネットで手に入れましょう。

粘度はこちらの方が水に近めのサラサラ感です。

肌への馴染みが良く、そのあとのお肌のお手入れが気持ちよく進みます。

髪につけてもベタつきがなくまとまります。

整髪料が嫌いな方で、パサつき感を抑えつつまとめたいならオススメです。

無香料で、ジェルの色は透明です。

原料でもあるアロエ的な香りを、薄っすらと感じます。

アロエを想起させる形の容器に、色がついています。

※無香料とは香料で香りを付けていないという意味なので、無臭という意味ではありません。

ウリは、アロエ99%・・・だそうです。

250ml  

ネットでは900円前後で販売されている模様。

<成分>

アロエベラ液汁、アロエベラ葉エキス、エクトイン、ハス花エキス、ツボクサエキス、ダイサンチク葉/茎エキス、キュウリ果実エキス、トウモロコシ葉エキス、キャベツ葉エキス、スイカ果実エキス、メリッサ葉エキス、マコンブエキス、ヤマノイモネエキス、PEG-60水添ヒマシ油、ポリアクリル酸Na、カルボマー、EDTA-2Na、TEA、フェノキシエタノール

 日本化粧品工業連合会編「コスメチックQ&A事典 ー資料編ー 」によると、美容液とは昭和61年2月に化粧品公正競争規約に追加された新しいタイプの化粧品であり、定義は「化粧水と異なって粘度があり、保湿機能と共にクリームや乳液の様なエモリエント機能を持つもの」とあります。

 化粧品の種類(種類別名称)は、メーカーが製造販売届出時に自由に決めることができる(日本化粧品検定協会テキストより)と、あります。

化粧水(化粧液という表現もある)、美容液、乳液と呼ばれるものは、一般の消費者が思っているほど、きちんと線引きされているものではない・・・ということが判ります。

つまり、とろみのある化粧水もあるし、乳液に近い化粧水もあるし、似た様なテクスチャーのものが、美容液や化粧液、乳液という名称で販売されることもある・・・ということです。

 どの様に消費者に、その化粧品を使って欲しいのか?

この化粧品で、消費者に何を提供したいのか?

化粧品の開発の際のコンセプトが大いに関係します。

それから、コスト。

原料もそうですが、容器のデザインにかかるお金。

それらを回収しないといけません。

価格が安価なものはたっぷり使用してもらうと回転率を見込めますが、

原価が高価になれば、商品の価格設定は当然、高価になります。

消費者も、高価な商品は豪快な使い方ができません。

その場合は回転率・・・つまりリピートが見込みづらい。

「化粧水」とするよりは「美容液」とした方が、価格との釣り合いが保てる??

・・・そんな風に色々な力学が働いて「種類名称」は選ばれて行くんじゃないかと思います。

******

ちょっと、付け足し。

どっちも保湿なのですが。

※エモリエント・・・皮膚からの水分蒸散を油分で抑えて潤いを保ち、皮膚を柔軟にする保湿

※モイスチャー・・・肌内部に水分を届けて乾燥を防ぐ保湿

こんな感じです。

少し混乱しますよね。

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