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「勘違い」は映像から?

 

 CMやテレビのワイドショーの類を観ていると、視聴者が勘違いをするだろうな・・・と

 思うことが幾つかあります。

 今更ですが・・・。


⒈洗顔料のコマーシャル。


 女優さんがたっぷりの泡で洗顔するでしょう?

 いきなり、泡を顔につけてませんか?

 で、おもむろに頰からクルクルと洗顔を始めますよね?


 これ、見た目の良さやアピールしたいことを優先した結果です。

 化粧品メーカーは、CMでは商品訴求が何より大事なので。

 これらの映像を参考にして、洗顔方法が間違って浸透してしまって

 いるんじゃなかろうか?


 と、いうことで。

 基本ですけど、以下の2点は特に覚えておいて欲しいところです。


 ① 洗顔料を塗布する前に顔を濡らす。

  ・・・洗顔料の直接の刺激を軽減できます。


 ②額や小鼻の周り、口元から洗顔料を馴染ませる。

  乾燥しやすい頰は一番最後に。

  ・・・洗顔料は乾燥しやすい箇所に長く乗せておかないこと。

  刺激を受けやすいし、乾燥しやすいので。


 そして、

 ③ぬるま湯でよく濯いだら、タオルで軽く水分をおさえる。擦らないように。


 ④乾きやすい箇所を中心に早めに保湿をする。


 クレンジングと洗顔料では、手の動かし方は似ていても、商品の特徴や

 馴染ませ方やポイントが違うのです。

 クレンジング剤は油分が多いので乾燥を招きにくいですが、洗顔料は

 クレンジングの油分を含んだ汚れを落としますから、

 当然、脱脂力が強い訳です。


 考えたら直ぐに分かるのですけれど、習慣になっているとなかなか

 気付けないことが多々あります。


 ※※クレンジングを兼ねている洗顔料は、ボトルや箱に書いてある使用説明を

 よく読んで下さいね。



⒉ マスクの代わりのフェイスシールド。

 

 ワイドショーやロケ番組の出演者が使用している、コレ。

 タレントさんたちの顔をちゃんと写すために使用しているだけですね。

 しかも、マウスシールドのみが多いような。

 マスクじゃないけど、「感染予防に留意はしているんです〜!」って

 いうポーズ。

 「言い訳」(今風でいうならカタカナ用語のエクスキューズ?)的な奴。

 でもねぇ・・・この構造じゃ、飛沫飛散防止の効果は、ほぼほぼ

 有りませんから。


 では何故、医療従事者がフェイスシールドを使用しているかと言えば、

 患者側からの飛沫の直撃をブロックする為で。


 マスクは、自分の飛沫を飛ばさない為。

 フェイスシールドは飛んでくる飛沫の直撃を受けない為


 フェイスシールドは飛沫の直撃は受けないけれど、漂ってきた飛沫を

 完全にシャットアウトできるものじゃない。

 形を見れば一目瞭然。



 視聴者は細かいことを認識していなくて、映像を見て大体を理解をする

 (間違っているけれど)。

 「ああいう風にすれば、感染防止できるんだ!」って思っちゃう。

 マスクしないで、フェイスシールドやマウスシールド(口元だけのシールド)

 だけしかしていない人・・・いますよね?

 

 だから、「お喋りできるフェイスガード」が発案されてしまったり

 するんだなぁ・・・。

 マスクと違って隙間だらけだから、飛沫を受けるリスクは更に大きいのになぁ。


 会話が弾んで飛沫が飛んで、感染リスクが高くなることが問題なので、

 マスク無しで「お喋り」しちゃダメ!!で。

 会話する相手がいる「会食」はしないでね!・・・なのです。

 

 「会食」は、マスクを外して食事をするし、そのまま無防備に会話して

 しまうリスクが高いから。

 外食を止めろ!ではなく、「一人でランチ」もしくは「黙食」をして

 ください!!なんですよね。


 マスクは相手を感染リスクから守るもの・・・です。

 ですから、双方がマスクを着用すれば、結果的に自分も感染リスクから

 守られる・・・ことになります。


 

 さて。

 サロンの皆様。

 もしや、フェイスシールドのみで接客したりしていませんよね?

 でも、メイク品を売りたいし。

 顔が見えた方が、商品アピールしやすいって思って、フェイスシールドを

 導入したサロンはありませんか?

 それだけでは、リスク管理できていませんよ?

 コロナ禍での接客は、マスク着用が必須です。

 マスク着用か否かが、お客様が大事にされているかどうかの判断材料になるかも?

 「美は細部に宿る」と言いますが、「心のあり様も細部に宿る」・・・でしょうか?


 因みに、テレビ東京の『マスク着用ルール化』は英断ですね。

 目に見える形で、啓蒙活動をしていかなければという気概を感じます。

 こんな時、どんな決断をするのかで企業の姿勢が見えますね。


 そんな風に、人や環境を大事にできる企業やお店を応援したいです。


*****

写真は蝋梅の花。冬の青空に蝋がかかったような黄色の花弁が映えますね。

明るい日差しの春は、遠からずやってきます。

肩の力を抜いて・・・待ちましょう。



 

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