「歯」は大丈夫?
- reethihandhuvaru
- 2021年3月31日
- 読了時間: 3分
更新日:2021年4月20日

美容と「歯」。
皆さんは何を連想しますか?
多分、「白い歯」を最初に思い浮かべるのかなと思います。
「歯のマニュキア」や歯のホワイトニンググッズをドラッグストアで見かけますからね。
でもでも、本日のお話はちょっと違う角度から。
会社員だった時に担当したサロンのオーナーさんとの思い出です。
その頃のオーナーさんはまだ20代。
ちょっと、売り上げが低迷していたので相談に乗っていたのでした。
特に、エイジングケア商品の販売が得意ではなくて。
彼女自体が若い世代で、顧客も彼女の年齢層が中心になりがちですから、無理もないのです。
感じが良い接客ですが、ちょっと遠慮がち。
大きな目が印象的な、メイクが大好きな彼女。
ふと、彼女の顔を眺めていたら気づきました。
そして、思わず聞いてしまいました。
「ねぇねぇ・・・左の歯、虫歯があるか痛みがない?」
「え?なんで分かったんですか?実は、歯医者さんに行かないとなと思っているのですが、ついつい行きそびれていて。」
「やっぱりね・・・そうかぁ・・・。」
実は、彼女の左頬が右の頬より下がって見えたのです。
虫歯を庇(かば)って、右でばかり食べ物を噛んでいると、右頬の筋肉が発達してリフトアップします。
庇った方の左頬は筋肉が発達しないから、フェイスラインが下がってしまう。
事実、左頬のほうれい線ができつつありました。
・・・若くてもほうれい線ができつつあったら、エイジングケア商品の販売には説得力なかったかな?
苦戦している販売は、ひょっとしたらそれも原因だったかも。
歯の痛みや噛み合わせのトラブルは、非対称の顔になりやすい原因の一つです。
美人の顔の条件の一つが「シンメトリー」です。
右と左の顔のバランスが取れているかどうか?ということ。
最近は、子供の頃から歯磨きの質が上がり、虫歯率は相当低下したそうです。
ですから、このお話のようなことは少なくなったかもしれません。
歯のこまめなメンテナンス。
美しさには欠かせない・・・と思います。
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著名なスポーツ選手は、顔も含め身体的なバランスが、シンメトリーに近いと言います。
素晴らしいパフォーマンスを繰り出すためには、バランスが不可欠。
立ち姿もお顔も、バランスの取れた美しい人が多いと思いませんか?
歯の噛み合わせのズレは、パフォーマンスにも影響が大。
力を入れる時に、歯を食いしばります。
歯にトラブルが有ったら、力を出し切れないでしょうね。
実際、日本代表のサッカー選手が国際試合で相手の選手に肘打ちされて前歯を折った後、トップパフォーマンスに戻すのが難しかったという話もありました。
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写真は野に咲く西洋キランソウ。
小さな紫の花が行儀よくきちんと並んでいます。
歯並び?がいい感じです。
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