「目元のシワ」と「クリームを塗る方向」。
- reethihandhuvaru
- 2020年4月13日
- 読了時間: 2分

消費者にとって、気になる目尻のシワ。
何度もそういうお肌の悩みの為に、新商品が投入されてきました。
スペシャルケア商品を含め目新しい美容成分が配合されて、商品はどんどんリニューアルされて行きます。
でも、現場で指導することは大して変わません。
効果的な使用方法や、他のスキンケア商品と一緒に使用する際はどちらが先か?いつ使用するか?などなど。
美容業界に入ってまだ日が浅かった頃。
当時も新たに目元用(薬機法では”専用”という表現はできないので)クリームの発売が予定されておりまして、そのための研修会がありました。
で、このクリームの塗り方について、目尻から塗るのか?目頭方向から伸ばすのか?でちょっとザワザワしたことがありました。
洗顔やクレンジングの仕方やエステティックの手技では、シワが出来にくいように、シワを伸ばすように、弛まないようにと、手の動かし方は「中から外、下から上」が基本でしたから。
「まず、目尻から目頭方向に目元用のクリームを塗る」とした先輩の発言に、新人たちは「??」。
だって・・・シワが伸びないどころか、シワを寄せるような方向に手を動かす訳ですから。
さて。
一体どっちなんだって?
答えは、「優しい力加減で、双方向に塗布する」です。
目元に限らず、意識してください。
シワの折りたたまれている方向をきちんと見極めて欲しいのです。
シワが折りたたまれた状態で、一定方向に塗布した場合、シワの間にはクリームが届きませんよね?
ですから、シワの間にクリームを入れ込まなければならない。
そうしないと、きちんと保湿ができませんから。
そうした後に、シワが伸びる方向に優しく伸ばす。
一方方向で塗布しただけでは、シワが目立たなくはなりません。
きちんとシワの間にクリームが届くと、ふっくらとしてきてシワが目立たなくなります。
効果をもっと期待したければ、クリームを塗る前に化粧水で気になる箇所を潤わせてくださいね。
化粧水で整ったお肌は、クリーム類が馴染みやすくて満足感が得やすいと思います。
ふっくらしたお肌を手にしたいのなら、まず水分保湿。
力を入れずに優しく、双方向からクリームを雑にならないように伸ばしましょう。
*****
写真は今、満開のツツジの花です。なんて艶やかなのでしょう!
元気一杯の力強さです。アザレアと呼んだ方がいいでしょうか?
和種とは異なる西洋ツツジです。
どちらかと言えば楚々とした三葉躑躅(ミツバツツジ)が好みな私です。
花も人も、魅力はそれぞれ・・・ですね?
Commentaires